小さいお友達と
お菓子とはちょっと違いますが、
先日、保育園でのパン製作のお手伝いに行きました。
3歳から5歳のお友達とみんなで「ロールパン」を作って、
お昼にかぶりつこうという素敵な機会。
ちゃんと作れない場合、お昼にはありつけないかもしれないと言うプレッシャーがあるので(準備担当の私を含め先生方は)もうもう、必至です。
保育園での今年の食育のテーマが「小麦」
ここでパン=強力粉(カメリア)かなと思いますよね。
違うんです。神奈川県産の有機の石臼挽きです。
カメリアと対極にある粉を使ってロールパン。贅沢なんです。
だけど、難易度が高いんですね。
粉自体は滋味深く、味わいもいい粉なんです。(お店で使いたいぐらいです)
しかし、水分量は一定ではなく、加水するとベタベタするし。(欧州のオーガニックの粉に似てます)
何度か試作をして、このへんでというところで、レシピを決めて、(ここまではいいんですね、自分がなんとかすればいいので)
子どもたちが作るんです。
私は当日、ひたすら分割に丸めての作業、先生方と子どもたちの作業をフォローしていました。
子どもたち忙しいです。
エプロンして、三角巾して、粉と水で粘土みたいなのができて、
ベタベタ、こねこね、くっついちゃった、触らせてーー、つんつんしたり、おっこどしちゃったり。一生懸命だから忙しいんですよね。
先生方も、お昼の主食がかかってますから、準備も、計画も本当に大変だったと思います。(感謝につきます)
その後、成形に入ります。
まんまる生地を大切に自分の前に持ってきて、優しくトントンガス抜き、芋虫作って、にんじんみたいなかたちにして、トントンしてくるくる、ロールパン。
全員できたのです。誰一人、予備のパンを食べることなくみんな、自分のパンをちゃんとお昼に食べれたんですね。もう感動です。
子どもたちの、嬉しそうに食べているおひるを見届けてつつ、朝方子どもたちが捏ねたパンの続きを、、、お昼寝中に、黙々と作業しました。(可愛いお友達がいなくて寂しかったですけどね)
先生方に感謝です。子どもたちにもありがとうと。
朝、子どもたちに対面した時に、目がキラキラしているのが印象的で、これはうまくいくと手応えがあったんです、もう、すごくいい顔していたんですもの。
私は、なかなか体験できない貴重な時間を頂きました。